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種牡馬展示会考察・ブリーダーズスタリオン・ビッグレッドファーム編

はじめに

こんにちは。高津です。

前回に続いて、種牡馬展示会を見て種牡馬考察をしていこう…という企画の続きです。

今回はブリーダーズスタリオン・ビッグレッドファーム編です。

 

ブリーダーズスタリオンステーション

フィエールマン(byディープインパクト

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血統表:血統情報:5代血統表|フィエールマン|JBISサーチ(JBIS-Search)

種付け料:受胎条件200万円、出生条件300万円

2018年の菊花賞と2019-20年の天皇賞・春を連覇したステイヤーです。

勝利レースは常に僅差で衝撃的な強さという意味ではインパクトのない馬でしたが、牡馬初のGI3勝馬、中距離にも対応できたステイヤーという意味ではワールドプレミアに並ぶ父の生き写しと言えます。

血統面では父の成功パターンが入っておらず、かつ重めの血統が並んでいるところから血統構成から父にそっくりと言えそうです。A.P.IndyStorm Catで安定どころを狙いに行くか、Ribot内包馬などでさらにステイヤー能力を追求しに行くか、非常に悩みどころです。

競走馬配合シミュレート|競馬データベース - netkeiba.com

↑は今年生まれてくる予定の産駒です。ベタな血統ですが、期待したくなります。

 

シュヴァルグラン(byハーツクライ

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血統表:血統情報:5代血統表|シュヴァルグラン|JBISサーチ(JBIS-Search)

種付け料:受胎条件80万円、誕生条件120万円

2017年のジャパンカップ勝ち馬です。強烈な決め手には欠けましたが、常に安定した取り口で好走を続け、10億を超える賞金を稼ぎ出しました。基本性能の高さで勝ち上がりこそ早かったものの、完成には時間を要した印象です。父の成長曲線を真似るように、産駒にも晩熟傾向が見られるでしょう。2歳から7歳までコンスタントに使い、33戦を消化したタフネスが評価されての初年度種付け数128という数字に繋がったのだと考えます。

配合は、インブリードを重視するのであれば母父にMachiavellianを持つ種牡馬ヴィクトワールピサShamardal、Zoffany、Dark Angel、全きょうだいインブリードが成立するバゴ、Rahyなどを血統表に持つ牝馬との組み合わせが有力でしょう。キングカメハメハとの配合では母ハルーワスウィートを刺激する形になるので、それも有力です。アウトクロスの方向で行くのであれば非Northern Dancer、非Mr.Prospectorとなるので、Lord of Englandといったドイツ産馬に配合先を求めることになるでしょう。

 

フォーウィールドライブ(by American Pharoah

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血統表:血統情報:5代血統表|フォーウィールドライブ(USA)|JBISサーチ(JBIS-Search)

種付け料:受胎条件120万円、出生条件170万円

2019年のBCジュヴェナイルターフスプリント(米GII)の勝ち馬です。2歳時3戦、3歳時1戦のわずか4戦で引退していますが、BCジュヴェナイルターフスプリントはコースレコードだったようですし、その前のフューチュリティS(GIII)でもスピードを見せて番手から押し切っています。ちょうど一昔前のサクラバクシンオーのようなポジションの種牡馬になるでしょうか。

競走馬配合シミュレート|競馬データベース - netkeiba.com

ダートに傾きそうですが、↑のような配合が良いと考えます。

 

マテラスカイ(by Speightstown)

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血統表:血統情報:5代血統表|マテラスカイ(USA)|JBISサーチ(JBIS-Search)

種付け料:受胎条件100万円、出生条件150万円

高速ダートを得意とした快速ダート馬です。DG競走2勝に終わりましたがその2勝はどちらともレコードタイム、国内外のGI・JpnIで3度の2着を記録しました。

ダート馬場での図抜けたスピード能力を持っていたものの、反面重い馬場をこなすパワーには欠け、最後の詰めも甘いところがあり、それが先述の勝ち切れなさに繋がっていると感じています。

配合はRahyを使ったBallade牝系のインブリードDiesisの全きょうだいインブリードを成立させられるネオユニヴァースなどが有力です。サンデーサイレンスを通さないHaloのインブリードを作るならキングヘイローなども挙がってくるでしょう。キングカメハメハを配合すればキングカメハメハ×Blushing Groom子孫のホッコータルマエ配合が成立します。同父のモズスーパーフレアが芝で良績を残していたことから、Danzig子孫を父に持つ牝馬との産駒は芝をこなす可能性があります。

 

キセキ(byルーラーシップ

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血統表:血統情報:5代血統表|キセキ|JBISサーチ(JBIS-Search)

種付け料:受胎条件80万円、出生条件120万円

2017年の菊花賞馬です。2018年のジャパンカップ、2019年の大阪杯宝塚記念、2020年の宝塚記念で4度の2着を記録しています。

持久力を武器に差しから逃げまで多様な作戦を取りました。晩年こそ力落ちの感は否めませんでしたが、落ちて蘇ってくるような戦績はドラマのようでした。

配合は、インブリード重視ならMr.Prospectorを持つハーツクライ牝馬との相性が良さそうです。

競走馬配合シミュレート|競馬データベース - netkeiba.com

この組み合わせだと、父母の血統の構成要素が似通った形となり、持久力に長けた父系をトニービンの持続力で後押しできるでしょう。

 

ビッグレッドファーム

ベンバトル(by Dubawi

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血統表:血統情報:5代血統表|ベンバトル(GB)|JBISサーチ(JBIS-Search)

種付け料:受胎条件250万円

首豪独でGI勝利を成し遂げたGI3勝馬です。

芝を主戦場としながら現役の最後ではダートのサウジCに参戦し3着となるなど、父系の馬場不問ぶりを示しました。先行策から力強いフットワークで抜け出す先行馬でした。

父がダンシングブレーヴを内包しているため、キングヘイローの例から日本では短距離向きに出る可能性が高いでしょう。Nijinskyの血を持つことからStorm Catとの相性は悪くないと推測されます。キズナといったディープインパクト×Storm Cat種牡馬との相性も悪くないでしょう。

以上、種牡馬展示会考察・ブリーダーズスタリオン・ビッグレッドファーム編でした。