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2022年新種牡馬:タリスマニック

こんにちは。高津です。

今回は113頭の種付け・66頭の産駒登録がなされたタリスマニックについて、考察していきます。

※アイコン写真は『タリスマニック(Talismanic) - Darley Open House 2021 - YouTube』より転用しています。

種牡馬データ

2013年2月28日生

英国・Darley Stud Management生産

繋養先:日高・ダーレー・ジャパン・スタリオンコンプレックス

種付け料:誕生条件180万円

 

血統(配合種牡馬

Medaglia d'Oro El Prado Sadler's Wells Northern Dancer Nearctic
Natalma
Fairy Bridge Bold Reason
Special
Lady Capulet Sir Ivor Sir Gaylord
Attica
Cap and Bells Tom Fool
Ghanzi
Cappucino Bay Bailjumper Damascus Sword Dancer
Kerala
Court Circuit Royal Vale
Cycle
Bubbed In Silent Screen Prince John
Prayer Bell
Society Singer Restless Wind
Social Position
Magic Mission
Native Dancer
Raise You
Nashua
Sequence
Coup de Folie
Halo
Hail to Reason
Cosmah
Raise the Standard
Hoist the Flag
Natalma
Dream Ticket
Nearctic
Natalma
Pas de Nom
Admiral Voyage
Pettioner
Capo Di Monte
Final Straw
Thatch
Last Call
Burghclere
Busted
Highclere

 

父:Medaglia d'OroEl PradoSadler's WellsNorthern DancerNearcticNearco

母:Magic Mission

母父:MachiavellianMr.ProspectorRaise a NativeNative Dancer

祖母父:DanzigNorthern DancerNearcticNearco

三代母父:Final Straw→Thatch→Forli→AristophanesHyperion

四代母父:BustedCrepello→Donatello→BlenheimBlandford

 

ファミリーライン

4代母Burghclereは6戦1勝の成績を残したイギリス産馬で、その仔にはウインドインハーヘア('95 アラルポカル・T2400m・独GI)、Capo Di Monte('86 Vineland Handicap・T9F・米GIII)がいます。

3代母Capo Di Monteは14戦5勝のアイルランド産馬です。先述のVineland Handicap以外には'85 Pretty Polly Stakes(T2000m・英Listed)を制しています。

祖母DreamTicketは3戦1勝の成績を残したアメリカ産馬です。その仔にMagic Mission('03 Royal Heroine Stakes・T8F・米GIII)がいます。

Magic Missionは24戦4勝の成績を残したイギリス産馬です。先述のRoyal Heroine Stakesのほか、複数の重賞で連対しています。

 

同配合馬

Sadler's Wells系種牡馬×Mr.Prospector牝馬の組み合わせからは、Mshawish(父Medaglia d'Oro×母父Thunder Gulch、'16 Donn Handicap・D9F・米GI)、Violence(父Medaglia d'Oro×母父Gone West、'12 Cashcall Futurity・D8.5F・米GI)が出ています。

Sadler's Wells系は欧州系といわれることの多い父系ですが、シャトルされてオーストラリアにも対応し、大西洋を渡ってアメリカのダートにも対応する万能系と認識しています。

 

戦績

2015年(2歳)3戦1勝 

2016年(3歳)6戦2勝 Prix Maurice Caillaut(Listed)②、Prix De L’Avre(Listed)、仏ダービーGr.I)④、パリ大賞Gr.I)⑤、Prix Turenne(Listed

2017年(4歳)8戦3勝 Prix de la Porte de Madrid(Listed)②、Prix Lord Seymour(Listed)、エドゥヴィル賞(Gr.III)②、シャンティイ大賞(Gr.II)②、モーリスドニュイユ賞(Gr.II)、フォワ賞Gr.II)③、BCターフGr.I)、香港ヴァーズGr.I)②

2018年(5歳)6戦2勝 一般戦、ゴントービロン賞(Gr.III)、フォワ賞Gr.II)②

キャリア計  23戦8勝

 

フランスの名門アンドレ・ファーブル厩舎で調教を施され、レースに出走しました。GI勝ちはBCターフの1つですが、4歳時に見せた安定感のあるレースぶりが能力を示していそうです。

評価に関しては、レースを見ながらつぶやいていた内容を引用して、記述に替えたいと思います。

 

考察

3親等までの近親に活躍馬のいる馬を列挙していきます。

血統情報:5代血統表|_________|JBISサーチ(JBIS-Search) 母は仏リステッド2勝

血統情報:5代血統表|_________|JBISサーチ(JBIS-Search) 祖母オースミハルカ('04 府中牝馬S・T1800m・GIII含む重賞4勝)、おじオースミイチバン('13 ダイオライト記念・D2400・JpnII含むDG競走2勝)

血統情報:5代血統表|_________|JBISサーチ(JBIS-Search) 祖母アルゼンチンGI2勝

血統情報:5代血統表|_________|JBISサーチ(JBIS-Search) おじダイワメジャー('04 皐月賞・T2000m・GI含むGI5勝)、おばダイワスカーレット('08 有馬記念・T2500・GI含むGI4勝)

血統情報:5代血統表|_________|JBISサーチ(JBIS-Search) おばファッショニスタ('20 JBCレディスクラシック・D1800m・JpnI含むDG競走3勝)

血統情報:5代血統表|_________|JBISサーチ(JBIS-Search) おじスクリーンヒーロー('08 ジャパンカップ・T2400・GI含む重賞2勝)

血統情報:5代血統表|_________|JBISサーチ(JBIS-Search) おじディサイファ('16 AJCC・T2200m・GII含む重賞4勝)

血統情報:5代血統表|_________|JBISサーチ(JBIS-Search) 祖母ベラミロード('00 東京盃・D1200m・GII含むDG競走2勝)

血統情報:5代血統表|_________|JBISサーチ(JBIS-Search) おじヤマカツエース('17 金鯱賞・T2000m・GII含む重賞5勝)

血統情報:5代血統表|_________|JBISサーチ(JBIS-Search) おばオツウ('16 福島牝馬S3着・T1800m・GIII

血統情報:5代血統表|_________|JBISサーチ(JBIS-Search) 祖母はエーソングフォー('08 紅梅S・T1400m・OP)

血統情報:5代血統表|_________|JBISサーチ(JBIS-Search) おばラピッドオレンジ('08 TCK女王盃・D1800m・JpnIII)、祖母オレンジピール('97 サンスポ杯4歳牝馬特別・T2000・GII)。熊本県産馬

血統情報:5代血統表|_________|JBISサーチ(JBIS-Search) 半兄トーホウジャッカル('14 菊花賞・T3000m・GI

 

オカルト配合としてピックするのは1頭です。

血統情報:5代血統表|_________|JBISサーチ(JBIS-Search)

タリスマニックディープインパクトと同じ牝系に属していることから、母父ディープインパクトの肌馬にタリスマニックを配合すれば、比較的容易に牝馬インクロスが作れます(Burghclereの4×5)。しかし、ボトムラインを介しない牝馬インクロスに大きな意味はないと私は考えています。

ピックしたクラウンアゲイン2020はそのボトムラインを介したBurghclereインクロスを持っています。ゆえにオカルトが成立すると見てピックアップしました。

母も3勝を挙げており、近親にも勝ち上がりが多く出ています。1勝は出来そうな馬と見ました。

余談ですが、タリスマニックが母父に持っているMachiavellianを生かしたインクロスはこのようになります。

結果表示|架空血統表|トピックス|JBISサーチ(JBIS-Search)

谷川牧場さんはこの牝系を多く輸入されておられ、狙ってきていたら面白いなあと考えていたのですが、初年度は健康的な配合を1頭のみ、2年目は配合なしと、今ひとつ響いておられない印象です。

また、配合馬で見てみると、牝馬クロス狙いとダート馬をイメージした配合が多いように見受けられましたが、この馬は5代血統表を見たときに「オーストラリアっぽいなあ」と感じたので、芝に出そうな気がしています。

以上、2022年新種牡馬タリスマニック編でした。