ギャンブライダーの勝手語り

アラサー競馬狂チャリ乗りの日々やら考えたことが集積されていきます

シンボで考える中央地方競馬交流競走

こんばんは。高津です。

先週の競馬は、東西メインともに本命馬がスタートに失敗、死んだ目でその後のレースを見つめていました。最終でも本命の地方騎手の二世騎手が消えたり、ミユキチャンに馬券割られたり、散々な目に遭いました。いいよ! わたしもう競馬辞める!

これでメイン外しはダービーから継続になります。いったいいつになったら当たるのか…

閑話休題、今回は函館10R・横津岳特別に勝利したシンボを取り上げます。

 

シンボホッカイドウ競馬の所属馬です。特別指定交流競走である横津岳特別に出走、勝利しました。

地方所属馬の中央で出走するための条件、菊花賞への出走ルート、出走の可能性などを考えていきたいと思います。

出走規則などは、知っているようで知らないので、抜けや誤りがあるかもしれません。その場合は恐縮ですが、ご指摘いただけると幸いです。

 

特別指定交流競走とは?

『競馬番組 一般事項 I.定義 (6)』にはこう記載されています。

「特別指定競走(特指)とは、地方馬登録を受けている期間、本会が認定した地方競馬の競走、もしくは競馬番組で別に定める地方競馬の競走で第1着となった[地]、または競馬番組で別に定める収得賞金の条件を満たす[地]が出走でき、競馬施行規程第60条により免許を受けた騎手が騎乗できる競走をいう。」

もう一つ、『競馬番組 一般事項 V.出馬投票 2. (4) ハ』にはこうあります。

「[地]に優先出走を認める。ただし、特に競馬番組に定めた場合を除き、当該馬の該当する競走条件が異なる場合、優先出走を認めないものとする。」

この2つの条文をまとめると、特別指定競走とは、認定競走もしくは地方交流競走などで勝利を挙げた、もしくは一定の収得賞金額をクリアした地方所属馬に優先出走権がある交流競走と解釈できます。同じような競走種別に指定交流競走があります。同様に[地]が出走できる競走ですが、[地]に優占出走権はありません。

 

シンボは中央認定競走や交流競走を勝っていません。認定競走の多い道営デビューですが、初勝利は非認定の2歳未勝利戦です。よって、収得賞金の条件を満たして出走してきたと考えられます。

 

地方馬の収得賞金計算方法

『競馬番組 一般事項 I.定義 4. (3) ハ』にはこう記載されています。

第1着本賞金 1200万円以上は半額

        400万円以上1200万円未満は400万円

        10万円以上400万円未満は全額

        10万円未満は10万円

第2着本賞金 480万円以上は半額

        160万円以上480万円未満は160万円

        160万円未満は全額

※2着本賞金の10万円未満は切り捨て

 

これをシンボの戦績と本賞金に当てはめてみると、

門別 2歳未勝利 1着 50万円  (50万円)

盛岡 ジュニアGP 2着 104万円(100万円)

水沢 金杯     1着 300万円(300万円)

門別 北海優駿   2着 280万円(160万円) となります。

()中の収得賞金額を足し合わせると、50+100+300+160=610万円が算出されます。

 

収得賞金額を『競馬番組 一般事項 I.定義 4. (6)』の表に当てはめると2勝クラスの条件に当てはまります。

上記から、シンボは2勝クラスで特別指定交流競走の横津岳特別に出走したと判断できます。

 

地方馬菊花賞出走ルート

次は、戦後コメントに「菊花賞トライアルも含めて、次走は関係者と相談する」とあったことを拡大解釈して、シンボ菊花賞参戦にはどのようなルートあるのか考えていきたいと思います。

『[地]が出走できるGI等競走とそのステップ競走について』によると、菊花賞に出走するにはセントライト記念神戸新聞杯で3着以内に入って出走権を獲得する必要があります。菊花賞ステップ競走はともに指定交流競走です。したがって、地方所属馬に優先出走権はありません。ステップ競走の出走権を得るには地方ブロックの選定競走に優勝する必要があります。

地元なら、ホッカイドウ三冠競走の第3戦・王冠賞となります。

もう一つ、シンボの収得賞金は2勝クラスの賞金を加えて1210万円となりましたので、特別競走登録を行って、賞金順で出走を確定させるという選択肢も上がってくる気がします。実際可能なのかはわかりませんでしたが…

ただ、シンボが正攻法で菊花賞に出てくるにはアベニンドリームレッドカード王冠賞で負かしてステップ競走への出走権を得、ステップ競走で3着以内に入らねばなりませんので、実現の可能性は低いと考えます。クラシックの追加登録料も200万円とバカになりませんし。

ーーーーーーーーーーーーーーーー以下追記分ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

 

シンボの次走予定が決まったようです。

8月8日土曜日の札幌日経オープンに出走する予定のようですね。

 

ツイートを見たとき、なるほど、そうきたか…という印象でした。

『2020年 夏季競馬番組の概要 10.地方競馬との交流競走について (1)(指定)について』には、こう記載されています。

 

以下の競走を(指定)として実施いたします。

・GI競走及びそのステップ競走

・ダート重賞競走

・下表のオープン競走

 巴賞

 福島テレビオープン

 札幌日経オープン(L)

 ひまわり賞(九州産馬)

 朱鷺ステークス(L)

 小倉日経オープン

 

私がなぜ、「そうきたか」と思ったのか。

『[地]が出走できるGI等競走とそのステップ競走について』にこんな記載があります。

 

 地方競馬所属馬として各GI競走の1年以内に実施された、①中央競馬の競走の重賞

  競走で2着以内の成績を収めた馬、②重賞競走以外の(指定)競走で1着の成績を

  収めた馬、③日本グレード格付け委員会により格付けされた地方競馬指定交流競走

  で1着の成績を収めた馬、および④理事長が指定する外国の競走等で1着の成績を

  収めた馬は、当該GIのステップ競走に出走申し込みできる。

 

これぞプランBですね。指定競走ですので、フルゲート割れであることが条件ですが、出走が叶い、ここに勝てば菊花賞トライアルへの道が開け、かつ、クラシック追加登録料の200万円も稼げるというわけです。

北海道シリーズの2600m競走で成績を挙げて菊花賞に殴り込んでくる馬といえばトウカイメロディを思い出します。近年では種牡馬としての登録もあるバンデでしょうか。

また逃げ切るようなことがあれば、コントレイル一色の菊花賞戦線が盛り上がります。逃げ切り勝ちで盛り上げてほしいですね。

 

以上、シンボで考える地方交流競走、でした。