Dancin' on a Daily Basis

モットーは「(知識の)レベルを上げて物理で殴れ」。趣味ブログといいながらほぼ競馬のみ。そんなブログ。

新種牡馬:ザファクターって何だ?

少し間隔が空いてしまいました。私です。

GWの入りにDeath Strandingを買い、サルのようにプレイしているうちに様々な重賞が通り過ぎていき、あっという間にGW最終日になってしまいました。

「やべえ、GW何も生産的なことしてねえ…」と焦った末、新種牡馬についての記事を書こうと思い至り、キーボードを叩いている次第です。重賞振り返り書けよ

私は今年からユニオン・オーナーズ(ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオンの愛馬法人)に加入した新米一口馬主なのですが、2020年の出資馬リストが送付されてきました。本格的に血統検討をしたわけではありませんが、リストをパッと見て『ザファクターって何…?』と思いまして、イキって紹介記事を書いてみようというわけです。

ザファクターの競走成績は以下を↓

www.horseracingnation.com

血統情報は以下を↓

www.jbis.or.jp

各々の枝葉が花開き、世界中に拡大しているDanzigの系統ですね。

父はDanzig末期の最高傑作として呼び声高いWar Front、母Greyciousnessは目立った成績を残していませんが、全姉のShowering(USA)アメリカのリステッドレースを勝利しており、半姉のNina Ashellyがペルーの重賞で2着していたり、地味ではあるものの時折活躍馬を送り出す牝系の出身と見ていいと思います。

アメリカンファラオJustifyを管理したボブ・バファート調教師の下、競走生活を送りました。早熟で知られるDanzigの系統の馬ですが、活躍は3歳からで、重賞初挑戦となったサン・ヴィセンテS(D1400m)を制して重賞初制覇、次走レベルS(D1700m)を制して重賞連勝、ケンタッキーダービーへの試金石となったアーカンソーダービー(D1800m)で7着に敗退し、短距離路線にシフトします。パット・オブライエンS(D1400m)でG1初勝利を挙げ、BCダートマイル(D1600m)にも挑戦しますが8着に敗れています。年末のマリブSでG1競走2勝目を挙げ、翌年も現役を続行しましたが、2月のサン・カルロスS(D1400m)が最後の勝利になりました。

日本での供用は2018年のみのリース供用であり、同じWar Frontの産駒であるクラレーションオブウォーが購買されて供用されており、クラレーションオブウォー産駒の大活躍などがなければ輸入はないと見ています。クラレーションオブウォーDanzigの系統が大氾濫しているオーストラリアにシャトルされたもののメルボルンCを制したVow And Declareを送り出しましたが、2歳戦至上主義を掲げるオーストラリア競馬にフィットせず、ヴィクトリアダービークイーンズランドオークスの勝ち馬を出すに留まっています。

話をザファクターに戻しますが、北米での供用時の代表産駒はCistron('19ビンククロスビーS・D1200m)とNoted and Quoted('16シャンデリアS・D1700m)の2頭が上がってくるかと思いますが、フロリダ産で2歳G1のシャンデリアSを制したNoted and QuotedBCジュヴェナイルフィリーズで惨敗するとその後燃え尽きて不振のまま引退となった反面、Cistronは若馬の頃は重賞でも敷居が高い印象でしたが、5歳になって重賞初制覇とG1初制覇を連勝で遂げました。今年の初戦も勝っていますし、丈夫さと成長力を兼ね備えた産駒も出せるということでしょうか。

War Frontの系統はDanzigの短距離指向を引き継いだ産駒も多いため、社台グループの苦手とする短距離ダートを狙った配合が可能ですので、第2のアジュディケーティングがあるかもしれません。

以上、ザファクターの紹介でした。