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モットーは「(知識の)レベルを上げて物理で殴れ」。趣味ブログといいながらほぼ競馬のみ。そんなブログ。

第27回 青葉賞(GII)プレビュー

2020/5/2に東京競馬場で施行される青葉賞(GII)をプレビューします。

レース概要

OP特別の「青葉賞」を前身とし、3歳限定のダービートライアルで2-3着までに東京優駿(日本ダービー)への出走権が与えられていました。時代によっては2着までに与えられる時期も、3着までに与えられる時期もありました。2009年からは2着に変更になっています。

1984年にダービー指定トライアルとなり、1994年に重賞(GIII)格上げとなり、2001年にGIIへ格上げされました。よく遊んで一番古い競馬ゲームがウイニングポスト2ですので、GIII時代も経験があるはずですが、記憶に一番残っているのはWP4-2001ですので、そちらの記憶が上書きされているのかもしれません。

よく言われていることですが、青葉賞の勝ち馬から日本ダービー馬はまだ生まれていません。シンボリクリスエスゼンノロブロイウインバリアシオンフェノーメノが2着になっていますが、そのあたりはプリンシパルSも然りですし、「クラシックロードに後から乗っていく馬は負け続けている馬を負かしているだけで強いわけはない」という某ダービートレーナーの言がありますので、そういうことなのかもしれません。

OP特別時代は未勝利馬ロイスアンドロイスがダービー挑戦のために出走したり、話題になることは多い競走でした。フィクションの世界で言えば、「史上最強の駄馬」と呼ばれた九州産馬ベアナックルが主人公ミドリマキバオーに競り勝ったのもこの舞台です。

私も幼いころ、親の言うことを全く聞かないために「お前はベアナックルと一緒や」などと言われたものです。

 

コース概要

直線半ばにスタートゲートが置かれ、馬場を1周と少しすることになります。スタート直後から上り、ゴール板を過ぎてからは向こう正面半ばまで緩い下りに変わります。向こう正面後半で上りに変わり、3コーナー手前まで下ります。そして最終直線の入り口から半ばまで上りがあります。最終直線の長さは525.9m、コース全体の高低差は2.7mです。

 

注目馬紹介・評価

今回は注目馬の紹介と評価のみにしておこうと思います。時間ないからね

過去10年のデータをおさらいしてきましたが、3着までに入った馬の枠はバラバラですが、8枠からの3着内は頭数が控えめだった2016年の3着レーヴァテイン(ディープインパクト母父Highest Honor)、2010年の3着ハートビートソング(ゼンノロブロイ母父トニービン)の2例、前走皐月賞トライアル組は掲示板を外していても問題なく3着内に来ますが、前走が自己条件の馬は2012年の3着ステラウインド(ゼンノロブロイ母父スピニングワールド)の前走自己条件4着が最低着順ですので、自己条件敗退馬であっても掲示板確保ぐらいは必要であることは覚えておいてもいいかもしれません。

自己条件からここに駒を進めてくる馬で好走している馬は2200-2400m(中山T2200山吹賞、同左水仙賞、阪神T2400ゆきやなぎ賞、同左アザレア賞、中京T2400大寒桜賞など)のレースに出走しているという共通点がありましたが、昨年3着のピースワンパラディ(ジャングルポケット母父アグネスデジタル)が前走中京マイルのフローラルウォーク賞1着から3着に入ったことで、この共通点は崩れました。

前走自己条件入着組は以下の馬たちです。

山吹賞(中山T2200m)

3着:サーストンカイドー(エピファネイア母父アドマイヤムーン)

山桜賞(中山T2000m)

1着:コンクドゥシオン(ダイワメジャー母父トニービン)

ゆきやなぎ賞(阪神T2400m)

1着:ヴァルコス(ノヴェリスト母父ダンスインザダーク)

2着:アイアンバローズ(ディープインパクト母父Royal Anthem)

アザレア賞(阪神T2400m)

1着:フライライクバード(スクリーンヒーロー母父シンボリクリスエス)

大寒桜賞(中京2200m)

1着:メイショウボサツ(エピファネイア母父マイネルラヴ)

2着:ディアスティマ(ディープインパクト母父Street Sense)

ひめさゆり賞(福島T2000m)

3着:プリマヴィスタ(ハーツクライ母父クロフネ)

 

 

この中で私の注目馬はプリマヴィスタです。

2走前の未勝利戦は狭い内を掬って圧倒的人気馬に競り勝ちましたし、昇級戦の前走は後方からの競馬ながら追い込んできて3着に入りました。出来れば中枠あたりが欲しかったのが本音ですが、先週の重賞も8枠から3着に突っ込んできていますし、クシュの進路誘導に注目したいところです。

では、評価に進みます。

フィリオアレグロ(ディープインパクト母父Rossini)

本命注目馬ちゃうんかいという突っ込みが聞こえてきそうですが、実績馬から。新馬は東京T2000勝ち→共同通信杯3着のローテーションからわかるように、期待馬でしょう。半兄サトノクラウンですし。

配合的に見ると母父Rossiniを持つ活躍馬は本馬の半兄姉ばかりですので、どうかは判断がつきませんが、Rossiniはフランスのロベールパパン賞(T1100m)を制したスプリンターのようです。父ディープインパクトは血統的にみれば欧州寄りのステイヤー血統ですから、スプリンターを配合して重苦しさを消そうという配合かもしれません。おそらくただのベストトゥベストでしょうが。

パンパンの馬場で走ったことがないというのが気になります。初戦は抜け出す脚の速さはありましたが、前走もじりじりとした伸びでスパッと切れる脚は持っていなさそうです。決め手勝負になったら苦しいかもしれません。

フライライクバード(紹介済のため略)

また注目馬違うやんけ

先週スクリーンヒーロー産駒がフローラS勝ちましたし、今年の産駒はどうもいいらしいということで、乗っかってみようかということで指名です。白老F生産馬だけど

同じ父×母父の組み合わせを持つ活躍馬はまだ出ていません。

半姉にシングウィズジョイ(シンボリクリスエス、'15フローラS)がいますし、母は'08フラワーC3着の実績馬、祖母は'97阪神牝馬特別2着、三代母は'88クイーンSクイーンC勝ち馬など、活力のある牝系です。

前走は前を横切られて躓いたり、かかり気味かと疑う怪しい騎手の御法だったり、抜け出す脚の勢いの割に最後は気を抜いたのか詰め寄られていたりと全般的に若さが抜けてない印象でしたが、距離経験済というのは大きなところです。輸送、左回りと克服しなければならない課題はありますが。

ブルーミングスカイ(ディープインパクト母父ファルブラヴ)

同じ×母父の組み合わせには私の嫌いなハープスター(’14桜花賞)がいます。全姉トーセンブレスは'18フラワーCで2着、桜花賞でも4着と掲示板を確保しました。半兄ブランクエンド(ハーツクライ)は先週日曜東京の最終を人気薄で逃げ切りました。

叔母に'07桜花賞3着のカタマチボタン(ダンスインザダーク)がいますし、祖母は'98フェアリーSを制しているなど、活力を失った牝系ではありません。

プリマヴィスタ(紹介済のため省略)

同じ父×母父の組み合わせを持つ活躍馬にはアドマイヤミヤビ(’17クイーンC)がおり、現役ではチェスナットコート('18日経賞2着)がいます。

サンヴァンサンはダートで3勝を挙げましたし、祖母ルミネンスもダートで3勝。三代母チャンジイアイルランドメイトロンSを制したブラックタイプ牝馬です。

オーソリティ(オルフェーヴル母父シンボリクリスエス)

同じ父×母父の組み合わせを持つ活躍馬は、エスポワール('19ターコイズS2着)がいます。前走は皐月賞トライアルで3着しましたが、皐月賞をパスしてここに向かってきました。使い分けと一部では批判する向きもありますが…

上がり3Fが示す持続力が上の指名馬に一歩劣るという判断で、ここの使命になりました。枠は有利なので、突き抜ける可能性もあります。

ヴァルコス(ノヴェリスト母父ダンスインザダーク)

同じ父×母父の組み合わせを持つ馬には先日1000万下クラスを卒業したアビームがいます。アビームマルセリーナの姪にあたりますので、ラストドラフトと従兄妹ということになります。ヴァルコス自身はディープインパクトの甥にあたる良血です。半姉にロカ('15クイーンC3着)がいます。

ロールオブサンダー(エピファネイア母父アドマイヤムーン)

父初年度産駒ということで配合に関するデータは多くありません。ファミリーでは叔父にスマハマ(ネオユニヴァース、'19名鉄杯)がおり、祖母にサウンドザビーチ(父アフリート、'07TCK女王杯)がいます。牝系は三菱財閥系の小岩井農場が明治期に輸入したビューチフルドリーマーにさかのぼることができる土着の系統で、ホエールキャプチャ(父クロフネ、'12ヴィクトリアマイル)とその全弟パクスアメリカーナ('19京都金杯)とも同系統とみなすことができます。

決め手の持続力を示す上がり3Fの数字はあまり速くありませんが、位置を取れる点を評価して指名しました。3走前の紫菊賞では2位タイの上がり3Fのタイムを記録しましたし、うまく逃げ残りを狙いたいところです。

以上、第27回青葉賞(GII)プレビューでした。