2020/4/25に福島競馬場で施行される福島牝馬ステークス(GIII)を振り返ります。
戦前の評価は以下を↓
makitakatsu1990.hatenablog.com
結果については以下を↓
では、評価馬を中心に振り返っていきます。
◎フェアリーポルカ(1着)
スタートは五分に出て、馬群の切れ目から内に潜り込み、中団後ろに位置しました。残り800mあたりから徐々に動き出し、4コーナーで先団直後まで押し上げていき、直線突き抜けました。
内めを縫って押し上げたこともあり、3-4コーナーで行き場をなくしかけましたが進路が確保できてからの伸びは素晴らしかったですね。
〇デンコウアンジュ(13着)
後方に位置取って末脚にかけましたが、馬群に取り付くまでで足を使い切っているような印象でした。年齢的なものもあるかもしれませんね。
▲エスポワール(12着)
少し出負けし、促されて中団に位置取りました。外に持ち出されながらの追走で、4角は大外から伸びかけましたが一瞬で、後方ゴールでした。
戦後コメントによるとゲート裏で待たされすぎたために集中力が切れてしまっていたようです。トラブルなければもっとやれていたはずです。
☆フィリアプーラ(7着)
スタート後に下がって行き、後方からの競馬になりました。勝負所で押し上げて一団となった馬群に取り付きましたが、後方なのは変わらず、直線だけで順位を上げました。伸びずバテずといった印象でしたが…
△サラキア(5着)
スタートの反応は1番ぐらいの好スタートでしたが、下げて中団に位置取り、徐々に押し上げていきました。3-4コーナーも馬群の中にいたことが災いし、行き場をなくしてしまい押し上げ切ることができず、バテた馬が脱落した後に追い出す形になりました。ピリッとした脚は使えず、掲示板確保で終わりました。
展開に泣いた部分もありますので、力負けではないと思います。
△リュヌルージュ(8着)
スタート決まりましたが、枠が災いして中団前めの外の位置取りでした。追走もやや苦しかった印象で、3コーナーで大きなアクションの扶助が入っていました。前との差も詰まらず、ジリジリ流れ込んだだけという印象でした。
さすがに負担重量4kg増では行きっぷりが違いました。
△ショウナンバビアナ(14着)
スタート決めて出していきましたが主導権を握れず、2列目での競馬でした。折り合いはついているように見えましたが3コーナーで手応えが怪しく、あとは後退する一方でした。もろいタイプの逃げ馬ですし、仕方ありませんね。
2着のリープフラウミルヒ。
ゲートを決めて少し促していき、3列目のインに位置取りました。常に前を射程圏に入れる競馬で、4コーナーで先行馬の外に出して前を追いました。が、馬群を抜けてきた1着馬に抜けられて2着入線でした。前走牡馬混合レースで上位争いをしていただけに、牝馬同士ならこれぐらいはやれたということでしょう。
3着のランドネ。
馬場入場後に4つすべての蹄鉄が飛ぶという謎のイベントに襲われましたが、無事出走にこぎつけました。
レースでは逃げを打つことができず、外の2番手でしたが、3コーナーから先頭に立ち、直線いっぱい粘って見せました。先手が取れずに崩れていることが多かっただけに、番手でも成果につながったことはプラスと見えますが、次走再現できるかはわかりません。