戦前の評価は以下を↓
makitakatsu1990.hatenablog.com
では、指名馬とその結果について振り替っていきます。
◎レシステンシア(2着)
ガツンと出していくのではなく、ゆっくりと上がっていって番手から進めました。馬場を考えれば前半800m46.5秒はかなり流れたといえます。後半800mが49.6秒かかっていることがその証左と見ます。折り合った相手を交わして突き放しにかかりましたが、1着馬の地力の前に交わされてしまいました。
〇エーポス(9着)
ゲートの出が悪く、遅れてしまいましたが、二の脚で巻き返していきました。中団で進めましたが、馬場で消耗して使える脚は残っていませんでした。
▲サンクテュエール(6着)
スタートも決まり、前めのインを取ることができましたが、終始緩い馬場に苦戦するような追走でした。最後の直線も伸びかけましたが、不発に終わりました。
☆ウーマンズハート(16着)
スタート良く先行して、一瞬夢を見ましたが、勝負所でいっぱいになり後退していきました。前半良い形を作れただけに残念でした。立て直すにしても、この馬場でのダメージを考えれば3歳中に復活する姿は見れないかもしれません。
△デアリングタクト(1着)
発馬は普通でしたが、ややダッシュで遅れ、中団に取り付いてレースを進めました。おそらく道悪は上手くないでしょうが、絶対能力で克服したように思います。能力の高さを改めて証明しましたが、次走に向けて今日のダメージが影響しないことを祈るばかりです。
△マルターズディオサ(8着)
うまく先行して流れに乗っていきましたが、重い芝に速いペースと消耗戦を仕掛けられこらえきれなかったように見えます。能力云々の前に馬場に泣いた印象です。
△マジックキャッスル(12着)
目立ったところもなく、後方に置かれて後方で流れ込むだけになってしまいました。本来ディープインパクト産駒は重馬場を苦にする産駒が多いだけにこの結果は仕方ないように思います。次は良馬場で見たいです。
△ミヤマザクラ(5着)
序盤は先行していましたが馬群がバラけるうちに中団前めに下がる形でした。最後もジリジリと脚を使い、掲示板を確保しました。兄弟も重馬場を苦にしない傾向がありますので、やはり血のなせる業でしょうか。戦後コメントでは重馬場を苦にしないわけではなさそうでしたので、能力の証左として受け取ることにします。
3着だったスマイルカナはこの馬場をうまく味方にできた一頭だったと思います。パワフルなタイプではありませんが、展開と噛み合って粘り切ることができました。楽逃げで粘るタイプと判断して軽視しましたが、覆されました。
以上、桜花賞の振り返りでした。