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第80回桜花賞 プレビュー

第80回桜花賞を見ていきます。

レース概要
1939年に1000ギニーを範に「中山四歳牝馬特別」として創始されました。戦争による中断を経て、1947年に現在の名前に代わりました。最初は京都競馬場の開催で、1950年から阪神開催で、幾度かの代替開催はありますが、基本的に阪神開催は変わっていません。


コース概要
向こう正面半ばにスタートゲートが置かれ、3-4コーナーは外回りコースを使用します。直線の長さは476mあり、コース全体の高低差は2.4mあります。


出走馬概観
1枠1番ナイントゥファイブ
スクリーンヒーロー産駒の3歳牝馬で、6戦目の出走です。前走はフィリーズレビューで3着を確保しての出走になります。

母父のBlu Air ForceはRed Ransamの孫にあたり、父系とのRoberto4×5クロスを持ちます。母系ではRivermanRahyを経由したNasrullahクロスが作られており、持続力を意識した配合と見ました。
1枠2番チェーンオブラブ
ハーツクライ産駒の3歳牝馬で6戦目の出走になります。前走はチューリップ賞9着でしたが、前々走フェアリーSスマイルカナの2着があります。

母方はアメリカ産らしく北米出身種牡馬の名前が並んでいますね。ハーツクライ自身は持続力が武器の馬でしたし、それを強調する配合と見ます。
2枠3番のスマイルカナ
ディープインパクト産駒の3歳牝馬で6戦目の出走です。フェアリーSの勝ち馬ですが、前走チューリップ賞は大敗でした。決め手のある馬が増えるこのクラスでは苦しいと見ます。

エイシンヒカリの姪にあたる血統ですが、母父Distorted Humorがプラスに出る気はあまりしません。前向きになって先行力は増しますが…
2枠4番のサンクテュエール
ディープインパクト産駒の3歳牝馬で4戦目の出走です。シンザン記念からの直行ローテーションは三冠牝馬ジェンティルドンナが思い出されますが、ジュエラーもシンザン記念で2着して桜花賞を勝ちました。久々も苦にしませんし、上位を争うでしょう。

最近流行りの母父Gone Westの系統ですし、それも追い風と見ています。

3枠5番マルターズディオサ
キズナ産駒の3歳牝馬で6戦目の出走です。前哨戦チューリップ賞を制しました。先行からの安定した競馬が特徴です。もし勝てば関東馬桜花賞三連覇となります。可能背は十分ありそうです。

母の父Grand SlamGone Westの産駒で、母父としての代表産駒にゴスホークケンがいます。Gland Slam自身がシャンペインSを制した仕上がりの早い馬でしたし、早熟性を支える血と見ていいでしょう。
3枠6番ウーマンズハート
ハーツクライ産駒の3歳牝馬で5戦目の出走です。昨夏の新潟2歳Sを制しましたが、阪神JF4着→チューリップ賞6着と成績を落としており、負かした馬のその後もあまり芳しくないこともあり、評価は下降トレンドです。

叔父に香港で活躍した名スプリンターのLucky Nine(Dubawi)、日本のスプリント戦線で活躍したサドンストーム(ストーミングホーム)、ティーハーフ(ストーミングホーム)がおり、スプリンター色が強い母系と見れますので、スプリンター傾向が強まってきているのかもしれません。
4枠7番ヒルノマリブ
ゴールドアリュール産駒の3歳牝馬で、6戦目の出走です。ゴールドアリュールが時たま送り出す、芝に対応した産駒と見ていいでしょう。トウカイパラダイスやフーラブライドなど、古馬オープンクラスでも際どい勝負をした馬も出ていますが、時計のかかる馬場向きなだけにスピード勝負となれば分は悪いでしょう。時計のかかる馬場向きだからといって、重馬場をこなせるかはまた別の問題ですので、過度な期待は禁物でしょう。

4枠8番リアアメリ
ディープインパクト産駒の3歳牝馬で、4戦目の出走です。アルテミスSでサンクテュエールを下して阪神JFに挑みましたが6着に敗退。それ以来の出走です。好走枠の中枠を引けましたし、もともと間隔開けて使っていますので仕上がり次第で十分勝負になると見ます。

母がUnbridled's SongとGone Westの配合で、スピードの持続力に寄った配合になっていますし、ディープインパクトは1本調子になりがちな北米系血統との相性が良いです。
5枠9番デアリングタクト
エピファネイア産駒の3歳牝馬で3戦目の出走です。前走エルフィンSの勝ち方が衝撃的でかなり話題になっている馬ですね。無敗かつ重賞未勝利でキャリア3戦目の桜花賞制覇となれば記録ずくめになりそうですね。

配合的にはサンデーサイレンスの3×4がエッセンスでしょう。大叔父ににEcton Park、ピットファイターがいる血統です。
5枠10番フィオリキアリ
キズナ産駒の3歳牝馬で、7戦目の出走です。アネモネSで出走権を獲得しての出走です。東京マイル、京都1400m外コースで1勝ずつを挙げています。

母系はアメリカ出身ですがやや地味目の血統といえます。母の父は現役時代米GIIを複数勝った馬でしたが、母の父としてベルモントS勝ち馬を送り出しています。

6枠11番クラヴァシュドール
ハーツクライ産駒の3歳牝馬で5戦目の出走です。1勝馬ですが、サウジアラビアロイヤルC2着、阪神JF3着、チューリップ賞2着と安定して走ってきています。
6枠12番インターミッション
ディープインパクト産駒の3歳牝馬で、4戦目の出走です。前走アネモネSを勝利して駒を進めてきました。今まで裏街道を通ってきた面があり、強いところとは初対戦となります。

叔父にダノンシャークがいる血統で、父×母父の組み合わせはデニムアンドルビーなどが出ています。
7枠13番マジックキャッスル
ディープインパクト産駒の3歳牝馬で、5戦目の出走です。新馬勝ち以降2着を続けていますが、ヤマザクラの2着となったクイーンC以来の出走です。

半兄にソーグリッタリングがいますが、父×母父の組み合わせはアドミラブルが筆頭で、中長距離向きの気配もありますので、もう少し距離があってもいいかもしれません。
7枠14番ヤマザクラ
ディープインパクト産駒の3歳牝馬で、5戦目の出走です。全兄弟に活躍馬の居並ぶ血統で自身もクイーンCを制して能力を示しました。

厩舎も強気のコメントが並び、この馬への期待のほどがうかがえます。

7枠15番ヤマカツマーメイド
ロードカナロア産駒の3歳牝馬で、8戦目の出走です。1400mに良績が集中していますが、阪神JFでも5着に頑張っていますし、展開の助けが欲しいところです。

半兄ヤマカツエースと、トライアルホースの香りがする母系なのは気になるところです。
8枠16番ケープゴッド
ダイワメジャー産駒の3歳牝馬で、7戦目の出走です。スプリント戦のOP特別を2つ勝って駒を進めてきました。フィリーズレビューで大敗しただけにさらに距離延長は厳しく見えます。

8枠17番レシステンシア

ダイワメジャー産駒の3歳牝馬で、5戦目の出走です。逃げ一手でやや一本調子な印象が見受けられ、前走の反省から後続に消耗を強いる逃げを選択するようですが…

母方はDanehill DancerやSadler's Wellsが入っており、爆発力を下支えする裏付けがあります。

8枠18番エーポス

ジャスタウェイ産駒の3歳牝馬で、5戦目の出走となります。前走フィリーズレビューを制して駒を進めてきました。折り合いに課題があるためペースの上がる1400m戦で折り合って決め手を繰り出しました。レシステンシアが高速ラップを刻むなら折り合いの問題も目立たなくはなるでしょうし、セットで来るかもしれないですね。
Smart Strikeの母父としての代表産駒はストロングリターンです。マイラー系に適性が寄るとしたら傾向に叶っていると見ます。


その他傾向など
特にありません。

評価
レシステンシア
エーポス
サンクテュエール
ウーマンズハート

デアリングタクトマルターズディオサマジックキャッスルヤマザクラ

さすがGI、印が足りません。本命は桃帽で枠課題ですが逃げ馬に乗せると怖いベテラン騎手も味方につけられるレシステンシアから。レシステンシアから展開恵が受けられて決め手も生かせるエーポスを2番手に。牡馬との競り合いを制して底力を示したサンクテュエール、大舞台で復活に期待したいウーマンズハートに注目です。

連下には話題馬デアリングタクト、先行力と安定感を評価してマルターズディオサ、消耗戦に中長距離向きの配合が向かないかと見るマジックキャッスル、良血馬ヤマザクラを指名します。


以上、桜花賞プレビューでした。